2022年1月19日
株式会社好生館プロジェクト
株式会社TSUNAGU Community Analytics

南山大学発の学生ベンチャー×中部電力グループ発のAIベンチャー
中部エリア発 若手データサイエンス人材の育成輩出を目指した
長期インターンシップを開始

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南山大学発の学生ベンチャー、株式会社好生館プロジェクト(本社:名古屋市中区、代表取締役:横井優樹、以下「好生館プロジェクト」)と、株式会社TSUNAGU Community Analytics(本社:名古屋市中区、代表取締役:野田英智、以下「TCA」)は、1月19日より共同で、好生館プロジェクトの長期インターンシップの枠組みを活用し、中部エリア発の若手データサイエンス人材の育成輩出を目的とした、「中部エリア発 若手データサイエンティスト輩出プロジェクト」を開始しました。

今回、好生館プロジェクトが提供するサービス「WINTERNSHIP」(※)に参加する学生2名が、データサイエンティスト輩出プロジェクトの第一期生として、TCAの電力に関するデータ分析プロジェクトに参画します。参画学生は、企業が保有するデータを取り扱うことで、データ分析の視点からあらゆる事業活動の予測・学習・最適化に取り組んでいただきます。

今回のインターンシップに参加する南山大学1年生の加古望未さんならびに名古屋工業大学院1年生の齋藤友貴哉さんには、6か月間の期間を通じ、生のデータに触れて分析手法を学ぶとともに、データサイエンスの実践を通じたキャリア形成に生かしていただきます。

後列右から2番目:加古望未さん 前列1番右:齋藤友貴哉さん

後列右から2番目:加古望未さん 前列1番右:齋藤友貴哉さん

【1】本プロジェクトの背景
好生館プロジェクトでは、これまで愛知・岐阜・三重を中心とした地域の企業と連携し、学生との協働を通じて企業内でのイノベーション推進プロジェクトを各種展開してまいりました。
現在、中部エリアの人材市場においては、AIの専門知識を有する人材が関東・関西へ流出する動きがあり、中部エリアにおいて未だデータサイエンス職が稀有であること、データサイエンスに学生時代から触れる場がないことなどから、中部エリアの若手データサイエンティストが生まれにくい・育ちにくい環境となっています。
中部エリアに密着して事業展開を行う好生館プロジェクトでは、中部電力グループのIT系ベンチャーである、
TCAと協働することで、中部エリアの若者がデータサイエンスに触れる機会を作り、中部エリア発の若手データサイエンティストを輩出することを実現する取り組みとして、長期インターンシップを開始することといたしました。
【2】本プロジェクトの目的
中部エリアの学生がデータサイエンスに触れる機会をつくることで、
教育実践の機会を通じたキャリア支援キャリアルートづくりに取り組み、
中部エリア発の若手データサイエンティストを輩出するコト
【3】参加者
インターンシップ受入れ企業 株式会社 TSUNAGU Community Analytics
インターンシップ生 加古 望未さん (南山大学経済学部1年生)
齋藤 友貴哉さん (名古屋工業大学院1年生)
インターンシップコーディネート企業 株式会社 好生館プロジェクト
【4】具体的な取り組みについて
❒齋藤 友貴哉さん (名古屋工業大学院1年生)
電力取引に関するするプロジェクトに参画していただきます。このプロジェクトは、データサイエンスを活用して電力取引を最適化することで、電力供給の安定化に資することを狙いとしています。
❒加古望未さん (南山大学経済学部1年生)
電力やガスの利用量予測に関するプロジェクトに参画していただきます。過去の利用量やその他要因(時季等)を考慮し、今後の利用量がどの程度になるかを予測し、一層の電力供給の安定化に資することを狙いとしています。
【5】どんな取材が可能か
■ オフィスにて実際のデータ分析業務に取り組むインターンシップ生、指導役のTCA社員の様子、インタビュー
■ 好生館プロジェクトによるインターンシップ生への勉強会、成長のための個別面談の様子、インタビュー
■ 今回の取り組みの背景に関するTCAならびに好生館プロジェクトの代表者へのインタビュー
【6】参加者コメント
(1)TCA
中部電力グループが保有する大量のデータに関する分析プロジェクトに参画することで、大学の講義だけでは触れることが難しい、「企業や社会課題の解決に貢献するデータサイエンス」を経験していただければと考えています。弊社は今回の取り組み等を通して、中部エリアにおけるデータサイエンティスト人財の育成および輩出に貢献していきます。
(2)インターンシップ生 加古 望未さん
インターンシップを通じて、データ分析のスキルを高めたいです。実際にどのようにデータ分析に取り組んでいるのかを体験することで、自分自身でデータ分析を実践する力をつけたいと考えています。さらに、実際の業務を行う中で、データ分析を行う目的や、それがどのように社会に貢献されるのか、役立つのかといった視点をもって、電力の問題を考えられるよう努めたいです。 お仕事で社会人の方と関わることにおいて、積極的にコミュニケーションを取ったり、自分の思考したことを言語化したり、分かりやすく説明できたりすることを目標にしてインターンシップに臨んでいます。
(3)インターンシップ生 齋藤 友貴哉さん
東海地方を支えている中部電力の新しい会社で、データ分析業務の一部を携わることができ本当にありがたいと思っています!データ分析についてまだ初心者ではありますが、TCAでの実務指導と好生館プロジェクトとのサポートという最高の環境の中で、精一杯頑張り、自分自身を成長させようと思います!

株式会社好生館プロジェクト

(1)会社概要
本社所在地 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1-10-12 服部ビル10F
設立 2019年11月1日
代表者 代表取締役社長 横井優樹
事業内容 長期インターンシップコーディネート事業、採用支援事業、プロモーション事業
「若者の真に為になるコトを追求し、豊かな人生と社会生活づくりに貢献する」という理念のもと、南山大学と名古屋大学の学生が立ち上げた学生ベンチャー。学生が活躍する場を、パートナー企業とともに生み出すことで、人財の成長を促し、地域産業・社会の発展に貢献することをミッションとする。
(2)主な事業内容
① 仮面就活オフ会
企業と学生の素性を伏せて「生きること」「働くこと」「ビジョン」「想い」を語り合うイベント。参加企業・学生の気づきと出会いを目的とし、これまで名古屋を中心に11の大学、24の企業から参加者が参加し、業界のバイアスを排したマッチングを1社あたり平均10人という形で実現している。
② WINTERNSHIP
学生と企業がともに成長するための共創型アウトソーシング事業。主に、広報・社会貢献・採用支援の領域で産学連携プロジェクトに取り組んでいる。2020年5月にサービス提供を開始し、現在10つ以上のプロジェクトが実施されている。

以上